“ 戦争レース ”
依然としてCOVID-19の問題を抱えていますが、ワクチンや治療薬の開発により
どのように付き合っていくべきか・・・かなり分かってきました。
地球中の共通した戦うべきCOVID-19でしたが、近日
思いもよらぬ新たな敵に多くの国が困惑しています。
レースには 基本的に政治を巻き込まないという考え方があります。
しかし、かつて第一時大戦中(1914-1918)にベルギーに於いて
WAR LACE ( 戦争レース ) というレースが存在しました。
切っ掛けはイギリスがドイツへの食糧流通うを止めるために
ベルギーとの国境閉鎖をした結果、不幸にもベルギー経済にもダメージを負わせ、
多くの飢えと失業者を出してしまうことになりました。
そのベルギー人への救済をする手段としてアメリカの団体が糸を提供し、
作製されたレースを世界中の人が購入することで支援をしました。
特にアメリカでは多くの支援者が買い求め、それらのレースは
スミソニアン国立アメリカ歴史博物館のホーム&コミュニティ―ライフ・
テキスタイルコレクション部門に所在されています。
この事によりベルギーのレースは丈夫で実用的なレースとして
広く海外に知られることになりました。
私は以前にベルギーレースコレクターであるダイアン・クライスさんから
このお話やコレクションとして所持していた戦争レースを見せて頂きました。
レースには連合国を代表とする紋章や動物 (ベア―:ロシア、ライオン:ベルギー、
ル・コック:フランス、ユニコーン:イギリス 他)、ベルギーの9つの州の紋章、
子供の幸せの象徴でもある花やちょうちょ・・・等を入れ込んだテーブルクロスや
ハンカチなど。 それらのデザインはベルギーのアーティストによるものでした。
その時は 時代の流れの一つとして、また レース史の一つの証として
関心を持っていましたが、今はとても身近な問題の様に感じています。
私自身 幼い頃には、後楽園球場(今の東京ドーム)にキーウサーカスを
よく見に連れて行ってもらいました。スリル満点でワクワク感とドキドキ感は
記憶の中にあり、ウクライナ(当時のロシア)は身近なところにありました。
*キーウ・・・2022.3.31ウクライナ国の要請によりキエフ(ロシア語)を
ウクライナ語のキーウに変更いたしました。
また、中学時代に観た映画 ”ひまわり” は戦争で引き離された新婚夫婦の
どうにもならない人生の結末に子供ながらにも辛い思いを受けました。
主人公ソフィアローレンの絶望的な思いと、明日への希望の象徴のような
ひまわり畑(今のウクライナ)のバックに流れる曲はとても印象的でした。
レースに携わっている人として何かしたい! 何が出来るのか?
再建にあたってはチャリティーを持って応援をしたいのですが
先ずは ウクライナの国旗色であるブルーと黄色
(青空のブルーと小麦の黄色)のスパングル付きのボビンで
作製したイヤリング(トーションレース)を身に着けて
応援をしたいと思います!
願いは勿論 ウクライナの子供や人々の安全と一刻も早い収束。
《 自宅 レッスン 》 に於いてのCOVID-19対策
我が家の全ドアノブは ウイルスの付きにくい真鍮製であり、
感染防止用パネル、常時加湿と換気、消毒液、ペーパータオルを用意。
《 吉祥寺や立飛のカルチャーセンター 》 に於いての対応
教室スタイルで距離を置いた机の設置、換気、消毒液で対応。
当然ながら 直接のレッスンはとても楽しいです。
シッカリ用心をしながら継続しています。
《 レッスン再開のお知らせ 》
2022年1月より全ての講習再開です。
カルチャーセンターに於いては 曜日・時間の変更がありますので
ご確認ください。
◇吉祥寺 サンケイ学園 |
第 2・4 木曜 |
10:00-12:00 |
◇立川立飛 JUGIA |
第 2・4 木曜 |
13:30-15:30 |
◇荻窪(自宅) |
第 2・4 水曜 |
10:00-12:30 |
◇荻窪(自宅)ロザリンレース |
第 2・4 水曜 |
13:00-15:30 |
◇荻窪(自宅)クリエイティブコース |
第 2・4 金曜 |
10:00-15:00 |